月とあなたと音楽と♪ 〜 1 / f yumi L@b〜

星占い★タロット★心のしくみで、あなた本来の最高の恋愛と人生を🎵

Tandem Run 

アイスが食べたくなって、

午前を回ってから、コンビニに行った。

 

わたしが住んでるところは、本当に辺鄙で、

この駅だけには住みたくなかったんだけど、

とっても素敵なお部屋が見つかったので、

この街にお世話になることになった。

 

 

今日は、ずっとお家にいて、

先日買った小説を読んだりしながら、何もせずに過ごした。

その小説は、

夜中に急にピルクルが飲みたくなって、

自転車で買いに行った時に、車にはねられて死んでしまう、

って、話だった。

 

そのあとは、彼がいつも使ってるマグカップに憑依して、

ずっと彼と一緒に過ごすって内容だった。

 

せつないね。

 

 

今日、急に、

季節が一通り回ってしまったのではないかと思うくらい久しぶりに

長文をしたためたくなったのは、

コンビニの帰り、

誰も歩いてない、車も通ってない道路に、

一台のバイクが信号待ちしていたから。

 

わたしに背を向けて信号待ちしていたそのバイクは、

ネイキッドなタイプで、

その男性は、この寒空の中、ぴったりしたブルゾンを着てて、

 

 

なんだか背中にしがみつきたくなった。

 

そのままどこかへ連れてって、って、

ユーミンの曲にありそうだなーって思った。

 

ああ、わたしは、

バイクの背中で大人の女性になっていったなーって、

思い出した。

 

 

あの頃、たくさん海に連れて行ってもらった。

夜が大好きだった。

 

 

 

 

背中にしがみついて、

あったかさを感じたり、

絶対的な安心感を感じたり、

匂いを感じたり、

一体感を感じたり、

 

そうやって、青春を過ごしたなーって思い出した。

 

キーを回すと、音がした。

エンジンはツーストの音がした。

フレームが赤でかわいかった。

 

かわいそうなバイクは、いつもリザーブで走らされてた。

 

彼が車に乗り換えて、

あのバイクを手放してから、

5号線で、押してる姿を目にした。

 

彼と2人で、

「主人が変わっても、リザーブも切れて、押されちゃうんだね」

って、笑ってた。

 

わたしにとって、バイクは、

あまくてせつなくていとしくてちょっと苦い

そんな引き出しが開く、ツールのようです。

 

自分で免許を取って乗ろうとは思いません。

だって、原チャリで、2度もコケたもん。

 

 

絶対的な、安心感。

彼の後ろなら、絶対に安心って思ってた。

 

今はお腹つかえて乗れないんだろうなー (笑)